「勉強時間100時間で取れる資格ってある?」「500時間あったら何が取れる?」
資格を選ぶとき、一番気になるのは「どのくらい勉強すれば取れるのか」。仕事をしながら勉強する社会人にとって、勉強時間は最大の制約です。
この記事では、勉強時間別に20以上の資格を分類し、あなたが使える時間に合った資格を見つけられるようにしました。筆者は中小企業診断士を400時間の独学で一発合格した経験から、各資格の「本当に必要な勉強時間」をリアルに解説します。
勉強時間別 資格マップ【全20資格】
| 勉強時間 | 取れる資格 | 1日2時間で何ヶ月? |
|---|---|---|
| 100時間以下 | FP3級・ITパスポート | 2ヶ月 |
| 100〜200時間 | 簿記3級・登録販売者 | 2〜3ヶ月 |
| 200〜300時間 | FP2級・基本情報技術者・TOEIC 600点 | 3〜5ヶ月 |
| 300〜400時間 | 宅建・簿記2級 | 5〜7ヶ月 |
| 400〜600時間 | 応用情報技術者・通関士 | 7〜10ヶ月 |
| 500〜800時間 | 行政書士・マンション管理士 | 8〜13ヶ月 |
| 800〜1,200時間 | 中小企業診断士・社労士 | 1〜2年 |
| 3,000時間以上 | 公認会計士・税理士・司法書士 | 3〜5年 |
100時間で取れる資格
FP3級(80〜120時間)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 合格率 | 約70% |
| 受験料 | 8,000円 |
| 活かし方 | 金融リテラシーの基礎。FP2級への足がかり |
| 独学で取れる? | 余裕で取れる。テキスト1冊+過去問でOK |
FP3級は「資格勉強の入門」として最適。合格率70%で挫折しにくく、お金の基礎知識が身につくので日常生活にも役立つ。ただしFP3級だけでは転職には使えないので、取るなら2級まで進むのがおすすめ。
ITパスポート(100〜150時間)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 合格率 | 約50% |
| 受験料 | 7,500円 |
| 活かし方 | IT企業で資格手当。非IT職でもDX推進で評価される |
| 独学で取れる? | 取れる。市販テキスト+過去問道場で十分 |
ITパスポートはCBT試験で年間通じて受験可能。自分のペースで受けられるのが大きなメリット。非IT職でも「ITの基礎知識がある」証明になるので、DX推進の流れで評価が上がっている。
→ ITパスポートの通信講座比較(独学でも十分だが、サボり防止に使う人も多い)
200〜300時間で取れる資格
FP2級(200〜300時間)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 合格率 | 25〜40% |
| 資格手当 | 月5,000〜10,000円 |
| 活かし方 | 金融・保険業界で評価。転職に直結 |
| 講座費用 | 3〜10万円 |
FP2級は勉強時間に対するリターンが全資格でトップクラス。200〜300時間で取れて、金融業界なら年収903万円(業界平均)。資格手当も月5,000〜10,000円。コスパ重視ならFP2級は外せない。
基本情報技術者(200〜300時間)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 合格率 | 25〜30% |
| 資格手当 | 月5,000〜15,000円 |
| 活かし方 | IT企業への転職。SEからのキャリアアップ |
| 講座費用 | 3〜8万円 |
IT業界への転職を考えるなら基本情報が入口。非IT職からのキャリアチェンジにも使える。午後試験のアルゴリズム問題が最大の壁だが、通信講座の講義で理解が格段に早くなる。
300〜400時間で取れる資格【コスパ最強ゾーン】
宅建(300〜400時間)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 合格率 | 約17% |
| 資格手当 | 月20,000〜40,000円 |
| 活かし方 | 不動産業で必置資格。手当が最も高い資格の1つ |
| 講座費用 | 1.5〜15万円 |
300〜400時間で取れる資格の中で、リターンが圧倒的に高いのが宅建。資格手当だけで月2〜4万円。年間24〜48万円。通信講座の費用(1.5〜15万円)は最短1ヶ月で回収できる。
簿記2級(250〜350時間)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 合格率 | 20〜25% |
| 資格手当 | 月5,000〜10,000円 |
| 活かし方 | 経理職への転職パスポート。どの業界でも評価される |
| 講座費用 | 1.6〜8万円 |
簿記2級は業界を問わず評価される汎用性の高さが魅力。CBT試験で年間通じて受験可能。経理未経験でも、簿記2級があれば20代なら経理職に転職可能。
500〜800時間で取れる資格
行政書士(500〜800時間)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 合格率 | 11〜13% |
| 活かし方 | 独立開業が可能。許認可申請が主な業務 |
| 講座費用 | 3.5〜20万円 |
行政書士は独立しやすい資格として人気。許認可申請、相続、外国人ビザなど業務の幅が広い。記述式40字問題がハードルだが、通信講座の添削で対策できる。
応用情報技術者(300〜500時間)
基本情報の上位資格。IT企業でのキャリアアップに直結。資格手当は月1〜2万円(年間12〜24万円)。基本情報合格者なら300時間で到達可能。
通関士(400〜500時間)
貿易・物流業界の専門資格。合格率10〜15%と難関だが、業界内での評価が高く、実務に直結する。
800〜1,200時間で取れる資格
中小企業診断士(800〜1,200時間)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 合格率 | 4〜5%(最終) |
| 平均年収 | 947万円 |
| 活かし方 | 昇進・転職・副業・独立すべてに使える |
| 講座費用 | 5〜30万円 |
筆者が取った資格。「800〜1,200時間」が一般論ですが、僕は400時間で一発合格しました。戦略次第で勉強時間は半分にできる。
診断士は「何にでも使える」のが最大の強み。独占業務がないからこそ、昇進・転職・副業・独立と4つの出口がある。筆者は合格翌月に経営企画への辞令が出て、副業でも月5万円の収入を得ている。
社労士(800〜1,000時間)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 合格率 | 6〜7% |
| 平均年収 | 670万円(独立で1,000万超も) |
| 活かし方 | 独占業務(社会保険手続き)。人事系に転職可能 |
| 講座費用 | 4.7〜20万円 |
社労士は独占業務がある=仕事が安定するのが強み。法改正が毎年あるため独学は厳しく、通信講座の利用をおすすめ。
3,000時間以上の超難関資格
公認会計士・税理士・司法書士は3,000〜5,000時間。1日3時間で3〜5年。人生の一定期間を捧げる覚悟が必要。ただし合格後のリターンも最大級。
| 資格 | 勉強時間 | 年収 | 講座比較 |
|---|---|---|---|
| 公認会計士 | 3,000〜5,000h | Big4で600万〜、独立で1,000万超 | 会計士の講座比較→ |
| 税理士 | 3,000〜5,000h | 勤務500万〜、独立で700〜2,000万 | 税理士の講座比較→ |
| 司法書士 | 3,000〜5,000h | 勤務400万〜、独立で500〜1,500万 | 司法書士の講座比較→ |
「今の自分」に合った資格の選び方
使える勉強時間で選ぶ
| 1日の勉強時間 | 半年で取れる | 1年で取れる |
|---|---|---|
| 30分 | FP3級・ITパスポート | 簿記2級・FP2級 |
| 1時間 | FP2級・基本情報 | 宅建・行政書士 |
| 2時間 | 宅建・簿記2級 | 診断士・社労士 |
| 3時間 | 行政書士 | 診断士・社労士(余裕あり) |
目的で選ぶ
| 目的 | おすすめ資格 | 勉強時間 |
|---|---|---|
| まず1つ成功体験が欲しい | FP3級 or ITパスポート | 100h |
| 資格手当で年収UP | 宅建(手当月2〜4万) | 350h |
| 転職に使いたい | 簿記2級 or FP2級 | 250〜300h |
| 独立・開業したい | 行政書士 or 社労士 | 500〜1,000h |
| キャリアを根本から変えたい | 診断士(筆者の体験) | 400〜1,200h |
通信講座を使うべき?独学でもいける?
| 勉強時間 | 独学の可否 |
|---|---|
| 100〜200h(FP3級、ITパス、簿記3級) | 独学で十分 |
| 200〜400h(FP2級、宅建、簿記2級) | 独学でも可能だが通信講座が効率的 |
| 500h以上(行政書士〜超難関) | 通信講座をほぼ必須で推奨 |
独学と通信講座の判断基準は独学 vs 通信講座どっちがいい?で20資格別に解説しています。
通信講座の費用は教育訓練給付金で20〜80%が国から戻ります。会社員なら使わない手はありません。
よくある質問
Q. 100時間で取れる国家資格はある?
ITパスポートが100〜150時間で取得可能。国家資格でCBT試験(通年受験可能)。FP3級は国家資格ではないが80〜120時間で取得可能。
Q. 半年で取れるおすすめの資格は?
1日2時間確保できるなら宅建(5〜7ヶ月)がコスパ最強。1日1時間ならFP2級(5〜6ヶ月)。
Q. 勉強時間は目安通りに必要?
個人差が大きい。筆者は診断士を「800〜1,200時間」の目安に対して400時間で合格。戦略次第で短縮可能。逆に非効率な勉強法だと目安の1.5倍かかることもある。
まとめ
- 100時間:FP3級・ITパスポート(成功体験の入口)
- 200〜300時間:FP2級・基本情報(転職に使えるコスパ資格)
- 300〜400時間:宅建・簿記2級(コスパ最強ゾーン。特に宅建は手当月2〜4万)
- 500〜800時間:行政書士・通関士(独立可能な中〜上級資格)
- 800〜1,200時間:診断士・社労士(キャリアを変える難関資格)
- 3,000時間以上:会計士・税理士・司法書士(人生を賭ける超難関)
- 各資格の通信講座比較は資格難易度ランキングから
- 独学か通信講座かの判断基準は → 独学 vs 通信講座
- 通信講座の費用を抑えるなら → 教育訓練給付金
※ 勉強時間は一般的な目安です。個人の基礎知識や学習環境によって異なります。

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